2019-01

movie

バーフバリ 王の凱旋

Netflixで配信されていたので久々のインド映画。 バーフバリ 伝説誕生の続編なのだが、前作を観ていなくても十二分に楽しめる。内容はまさにザ・エンターテイメントで、世界中の誰がいつ見てもとにかく楽しめる作品に仕上がっている。ローコンテクストなストーリー、圧倒的なアクション、豪華な音楽と、まったくスキがない。
book

森博嗣, 作家の収支

著者本人の作家としての収入をまとめた本。作家一般の話は原稿料や印税率の相場くらいで、作家の中でもかなり特殊な執筆活動を行っている著者の事例が大半のため、作家の収支というよりは森博嗣の収支といったほうが適切。 著者の収支を支えていたのは、やはりその多産にある。 原稿用紙20枚/時間をコンスタントに出力し、19年間で280冊の著書を生み出したのが何よりも大きい。単に各著書の売上が立つだけではなく、著者買いの相乗効果を生み出せている。
book

大江英樹, 定年楽園

いわゆるリタイア本で、やや自己実現に重きを置いたタイプ。 日本文化の多くが隠居した人々の手によるものであることを引き合いに出し、定年は好きなことが思う存分できるチャンスと説く。やりたいこと、能力を活かせること、世の中の役に立つことを原理原則とした自身の定年後起業の紹介もあり。
book

cis, 一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学

cisの初めての著作。福地誠の企画らしい。 cisが決してジャンケン大会の勝者などではなく、勝つべくして勝っているということがよく分かる。たまたま投資の分野で成功しているが、他の多くの分野でも成功できたのではないかと思う。 ”日経平均を動かせる男” は誇張ではない。そんな本人がメディアの解説を 全然僕の思惑と違うことを勝手に想像して話している と評しているのは興味深い。 本人の自伝や投資哲学が中心だが、いくつか具体的な投資方法のアイディアも含まれている。 値嵩株の日経平均組み...
product

BUFFALO WiFiルータ AirStation WSR-2533DHPL

長年我が家の無線環境を支えてきたを買い換えた。引越してから一部の部屋で繋がりにくかったのを騙し騙し使い続けていたが、さすがに限界となった。また、いい加減にWPA2に移行したい。 乗り換え先は。イートレンドオンラインショップで6,120円。 さすがの売れ筋商品で、スキのない作り。UIもこなれており、特につまづくところもなく設定が完了した。手動で変更したのは、パスワードを長めのものにしたのと、SSID名の末尾に "_nomap" を付加した程度。
book

内山直, 幸せの確率 あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ

著者はすでに アーリーリタイアを実践している元医者。 アーリーリタイアではやはりお金の話は避けて通れない。本書も多くの部分を貯蓄や資産運用に割いている。とはいえ、最後はやはり気の持ちようになるのだろう。出所不明のアンケート結果ではあるが、「どのくらいの資産があれば安心で満足か」という質問に多くの人が実際に持っている資産の倍額を答えるというのはさもありなんと思う。
book

橘玲, 「読まなくてもいい本」の読書案内 知の最前線を5日間で探検する

複雑系、進化論、ゲーム理論、脳科学、功利主義の進歩が "知のビッグバン" 起こした後の本を中心に読むべきという主張。 特に進化論を高く評価しており、遺伝学、脳科学、進化心理学、行動ゲーム理論、行動経済学などが進化論を土台に融合しているとみなしている。専門の科学者ではないので論理の飛躍が多いが、言わんとしていることは理解できる。