サヴァン症候群の著者の自伝的内容。内容があまり起伏がなく淡々と綴られるため (これもアスペルガー症候群の症状に関係しているのかもしれない) 、退屈な箇所もあるが、彼らの考え方を知る上では非常に重要な書籍。
著者を被験者とした脳の研究も進んでいるようなので、その成果は是非また読んでみたい。
すごく久しぶりに村上春樹の本を読んだ。
「ダンス・ダンス・ダンス」を執筆する頃から走り続けているランナーであることはファンの間では有名だと思うが、その走ることにフォーカスした書き下ろしのメモワール。走ることが、小説にどのような影響を与えてきたのかが垣間見える。
SG-1000からドリームキャストまでの、セガの家庭用ゲーム機器をまとめたもの。
中の人のインタビューも多く、当時の時代背景や、セガの社風も伺える。
A SEED JAPANのメンバーが社会的責任投資を紹介する本。彼らのようなNGO/NPOの考え方を知るためには良い本だと思う。しかしながら、本当に彼らの言う仕組みを実現した際にどれだけ負の効果が出てくるのかの踏み込みが浅く、良い面だけが取り上げられている様に見える。
しばらく東風荘ともご無沙汰していたが、久しぶりにネット麻雀で遊んでみる。さすがに東風荘という時代でもなさそうなので、最近評判の天鳳を試してみる。
恥ずかしながら、今まで株式投資をしていたものの、財務諸表の読み方が全くわからなかった。主にインデックスに投資していたため、あまり困ることはなかったのだが、さすがに少しは勉強しようと手に取った。
本書は決算書、特に損益計算書が企業の都合で (合法的な範囲であっても) どれだけ操作可能かを見せつけてくれる。また、キャッシュフローを合わせて見ることで、その操作を見抜く方法も。
この手の本にしてはかなりわかりやすく噛み砕いてある方だとは思うが、それでもやはり自分の様な素人には引っかかるところが多々ある。もう一度読み直さなければ。
最近は野球を統計的に処理する手法がいろいろと検討されているが、これは高校野球を対象とした本。高校野球の分析をまとめた本は少ないのでその点は評価できるが、分析はかなりお粗末。
半分くらいは、"まうじゃん for Java" 用の麻雀AIを作成するのに必要なインタフェースのマニュアル。将棋やチェスの世界と異なり、麻雀ではAI同士を対戦させるという仕組みが整備されていなかったが、これで状況が改善されると楽しくなりそう。
残り半分がお目当ての思考ルーチンの解説。サンプルプログラムという位置付けなのでそれほど凝ったものではなく、比較的シンプルな評価関数ベースのアルゴリズムのみ紹介されている。とはいえ、書籍の形で読めるものは少ないのでありがたい。
ワーキングプア (働く貧困層) にスポットライトを当てた本。
統計データもしっかりしているが、それ以上に生々しいインタビューが強烈な印象を残し、この問題が他人事ではないことを感じさせる。ワーキングプア問題を考える際にまず読むべき本。
大人向けのオーディオ指南書ということで、若い頃にステレオに感動したけれども再び音楽を楽しみたい、といった人々がターゲットと思われる。本書中で取り上げられる機材も、そういったちょっと懐に余裕がありそうな人向けのものが中心。
オーディオの音を良くする方法が色々と述べられているのだが、主観的な評価しか行っていないようなので (もしかしたらきちんとブラインドテストなどを行っているのかもしれないが、本文中からは読みとれない) 、どうしてもオカルトにしか見えない。
いわゆるリサーチリテラシー本。
一般向けの本のため色々と端折っているところがあるので教科書的に使える本ではないが、世の中で行われている社会調査のいい加減さを知るには良い本。所々に挿入されるいしいひさいちのマンガもいい味を出している。おすすめ。
変な学術研究 1の続編。
今回は変な死に方にフォーカスしたものなので、ソースの多くが法科学や法医学の専門誌。テーマがテーマだけにさすがにちょっと気分が悪くなるところもあるが、エスプリのききすぎた文章にだいぶ救われている。
ようやくスティーヴも加わってメンバー勢揃い。相変わらず安定した面白さで文句を付けるところがない。
ミシェルかわいいよミシェル。

久しぶりに歯医者に行った。3年前に親不知を抜いて以来。
3年間の間に引っ越しているので、前回とは違う歯医者に行ってみる。前回と同様にネットで調べて評判が良さそうなところにした。現在のところで新規開業してから2年足らずの新しいところのせいか、院内のシステムに見所の多いところだった。
レントゲン写真は、撮影してすぐに各席のPCに配信されていた。クライアントはWindows XP。その手の専用ソフトを使用しているようで、PCの背面にはUSBのドングルが刺さっていた (患者の手の届くところにそういうものを置くのはどうかとは思ったが) 。
インフォームド・コンセントも進んでおり、患者毎に "お口の健康手帳" というものが発行され、歯や歯周の状態がビジュアルで確認できるのも嬉しい。
また、各席は番号ではなく色で区別されるなど (「そちらの緑色の扉へどうぞ」などと案内される) 、院内のインタフェースも細かい工夫が感じられる。
著者の佐藤尚之氏は、あのスラムダンクの1億冊突破感謝キャンペーンを担当された方。
消費者が広告を受け取ってすらくれない時代に、広告はどうあるべきか。"消費者をもっとよく見る" という当たり前のことがいかに重要であるかを思い知らされる。
また、ネット上ではテレビや新聞はもう過去のメディアであるかのような扱いをしている人も多いが、それらの昔ながらのメディアもまだまだ可能性を秘めていることを感じさせてくれる。おすすめ。
タイトルからもわかる通り、あのベストセラー本に対する見事な批判本。さらに同書の批判にとどまらず、水にまつわる怪しいビジネスの数々を痛快に斬ってくれる。
また、水道水とミネラルウォーターの違いや、水のおいしさを決定する要因、浄水器の仕組みなど、水にまつわる話題が効率よく読めるのも嬉しい。おすすめ。
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