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fukumoto blog


2008-01-02 [長年日記]

_ []ぼくには数字が風景に見える, ダニエル・タメット, 古屋美登里(訳)

ぼくには数字が風景に見える(D. タメット)

サヴァン症候群の著者の自伝的内容。内容があまり起伏がなく淡々と綴られるため (これもアスペルガー症候群の症状に関係しているのかもしれない) 、退屈な箇所もあるが、彼らの考え方を知る上では非常に重要な書籍。

著者を被験者とした脳の研究も進んでいるようなので、その成果は是非また読んでみたい。

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2008-01-03 [長年日記]

_ [][陸上]走ることについて語るときに僕の語ること, 村上春樹

走ることについて語るときに僕の語ること(村上 春樹)

すごく久しぶりに村上春樹の本を読んだ。

「ダンス・ダンス・ダンス」を執筆する頃から走り続けているランナーであることはファンの間では有名だと思うが、その走ることにフォーカスした書き下ろしのメモワール。走ることが、小説にどのような影響を与えてきたのかが垣間見える。

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2008-01-04 [長年日記]

_ [][ゲーム]セガ・コンシューマー・ヒストリー, ファミ通DC編集部

セガ・コンシューマー・ヒストリー (ファミ通Books)

SG-1000からドリームキャストまでの、セガの家庭用ゲーム機器をまとめたもの。

中の人のインタビューも多く、当時の時代背景や、セガの社風も伺える。

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2008-01-05 [長年日記]

_ [][マネー]おカネで世界を変える30の方法, 田中優, A SEED JAPANエコ貯金プロジェクト

おカネで世界を変える30の方法(田中 優/A SEED JAPANエコ貯金プロジェクト)

A SEED JAPANのメンバーが社会的責任投資を紹介する本。彼らのようなNGO/NPOの考え方を知るためには良い本だと思う。しかしながら、本当に彼らの言う仕組みを実現した際にどれだけ負の効果が出てくるのかの踏み込みが浅く、良い面だけが取り上げられている様に見える。

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2008-01-06 [長年日記]

_ [麻雀][net]天鳳

しばらく東風荘ともご無沙汰していたが、久しぶりにネット麻雀で遊んでみる。さすがに東風荘という時代でもなさそうなので、最近評判の天鳳を試してみる。

  • さすがに今時のソフトなので、グラフィックは東風荘とは比べるべくもない
  • 東風荘の大きな問題の一つであった鳴きが可能な際に動作が一瞬止まる問題について、一応の対策がしてある。ランダムに待ち時間を入れるだけだが、それなりに効果はありそう
  • 今風の喰い断アリ、赤アリの普通のルールで遊べるのは嬉しい
  • 牌符を残すのに色々制限があり、また分析ツールも出そろっていないため、そのあたりにこだわる人はまだ東風荘の方が良いかと思われる
  • いわゆる "R" と段級位制を併用しているのが特徴的
  • Flash版は手軽に遊べて良いが、さすがに右クリックが使用出来ないFlashの制限が不便過ぎる。ダウンロードアプリ版 (現在はBETAテスト中なので無料で利用できる) ではもちろんその問題はない
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2008-01-08 [長年日記]

_ [][]SPA! 1月15日号

「孤独のグルメ」10年の時を越え、復活!

人生で初めてSPA!を買った。

もちろんお目当てはこれ

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2008-01-13 [長年日記]

_ [][マネー]決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール, 勝間和代

決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール(勝間和代)

恥ずかしながら、今まで株式投資をしていたものの、財務諸表の読み方が全くわからなかった。主にインデックスに投資していたため、あまり困ることはなかったのだが、さすがに少しは勉強しようと手に取った。

本書は決算書、特に損益計算書が企業の都合で (合法的な範囲であっても) どれだけ操作可能かを見せつけてくれる。また、キャッシュフローを合わせて見ることで、その操作を見抜く方法も。

この手の本にしてはかなりわかりやすく噛み砕いてある方だとは思うが、それでもやはり自分の様な素人には引っかかるところが多々ある。もう一度読み直さなければ。

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2008-01-14 [長年日記]

_ [陸上][モノ]ショートニーラップ

プロ ショートニー ブラック 20154

この冬に入ってから本格的に走り込みを再開した。ここ数年は膝の調子が思わしくなく自転車に逃げていたが、そろそろ調子が上向いてきたので。

とはいえ、年末年始あたりに少し厳しめの練習をしたらやはり膝に違和感を感じるので、少し本格的なサポーターを使うことにする。今までは保温用のシンプルなものを使っていたが、これはもう少しスポーツ用のもの。

  • 圧迫力を調整できるのが嬉しい
  • ネオプレンゴム製なので仕方ないが、若干蒸れる
  • 膝裏が少々厚めなので、屈伸が必要な種目には厳しいかもしれない。ジョギングならば問題なし
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2008-01-15 [長年日記]

_ [][野球]徹底データ分析 甲子園戦法 セオリーのウソとホント, 川村卓, 中村計

徹底データ分析 甲子園戦法 セオリーのウソとホント(川村 卓/中村 計)

最近は野球を統計的に処理する手法がいろいろと検討されているが、これは高校野球を対象とした本。高校野球の分析をまとめた本は少ないのでその点は評価できるが、分析はかなりお粗末。

  • バントや盗塁の有効性を検証する際に、セイバーメトリクスで重視される得点期待値ではなく、なぜか得点率を使用している。理由は不明。また、強攻策との比較の際にバントや盗塁のみ成功時のデータを抜き出しているところがあるが、成功率と、成功・失敗それぞれの結果を総合的に捉えないと意味がない
  • 本書で示される得点確率表はおおむねリンゼイ・パルマーモデルの得点確率表と一致するが、唯一、二死三塁の得点確率が高校野球では大幅に高い点が興味深い。単にバッテリーや内野のエラー率の違いか? こういったMLBのデータとの比較がないのも残念
  • 結果の考察に主観的と見える記述が多く、どこまで信頼できるかはわからない
  • 過去4大会の結果を分析しているが、サンプル数が少なすぎる項目が目に付く。特にスクイズや盗塁の分析など、元々の事例数が少ないものに統計的に意味のないデータが多い
  • 先制点を取ったチームの勝率が高いというが、先制点に限らず点を取ったチームの勝率が高いのは当たり前だろう。先制点以外の得点を取ったケースと比較しないと意味がない。バッテリーがヒットを打った場合の勝率も同様に、バッテリー以外がヒットを打った場合の勝率と比較しないと意味がない
  • リード点差別の勝率も、リンゼイのモデルに比較的近いものとなっている
  • エラーに関する分析は、記録に残るエラーのみを対象としていると思われる。せっかくデータの入力から手作業で行っているようなので、もう一工夫欲しかった
  • 四球の出塁の方が、ヒットやエラーの出塁よりも失点率 (ここでも失点期待値ではなく失点率だ) が低いというのは少し興味深い。本書ではピッチャーの心理的な要因を重視している様だが、ヒットやエラーの場合は単に守備が下手なチーム故に (ヒットでの出塁には守備範囲の狭さから生まれたヒットが含まれている) その後の守備も失敗しているケースが含まれているのでは、と思う
  • 2005夏~2007春は先攻がやや有利というのは興味深い結果。宮津・新行による1993年大会までの集計とは逆の結果となっているが、強いチームの意識の変化 (高校野球ではじゃんけんに勝ったチームが先攻か後攻かを選ぶ) か、ただの偶然か
  • ピンチのあとにチャンスありというが、ピンチがなかったあとにチャンスがあった場合の確率を示さないのはいかがなものか
  • 奪三振数や四死球数と勝率の関係を出しているが、勝率よりも失点や自責点との関係の方がはるかに意味のあるデータだろう。また5四死球の時の勝率が高いと主張しているが、データを見るとただの外れ値にしか見えない
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2008-01-16 [長年日記]

_ [][麻雀][PC]コンピュータ麻雀のアルゴリズム―AIインターフェイスと思考ルーチンを作る, 石畑恭平

コンピュータ麻雀のアルゴリズム―AIインターフェイスと思考ルーチンを作る (I/O BOOKS)(石畑 恭平)

半分くらいは、"まうじゃん for Java" 用の麻雀AIを作成するのに必要なインタフェースのマニュアル。将棋やチェスの世界と異なり、麻雀ではAI同士を対戦させるという仕組みが整備されていなかったが、これで状況が改善されると楽しくなりそう。

残り半分がお目当ての思考ルーチンの解説。サンプルプログラムという位置付けなのでそれほど凝ったものではなく、比較的シンプルな評価関数ベースのアルゴリズムのみ紹介されている。とはいえ、書籍の形で読めるものは少ないのでありがたい。

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2008-01-17 [長年日記]

_ [][マネー]ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る, 門倉貴史

ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る (宝島社新書)(門倉 貴史)

ワーキングプア (働く貧困層) にスポットライトを当てた本。

統計データもしっかりしているが、それ以上に生々しいインタビューが強烈な印象を残し、この問題が他人事ではないことを感じさせる。ワーキングプア問題を考える際にまず読むべき本。

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2008-01-19 [長年日記]

_ [][AV]やっぱり楽しいオーディオ生活, 麻倉怜士

やっぱり楽しいオーディオ生活 (アスキー新書 12)(麻倉 怜士)

大人向けのオーディオ指南書ということで、若い頃にステレオに感動したけれども再び音楽を楽しみたい、といった人々がターゲットと思われる。本書中で取り上げられる機材も、そういったちょっと懐に余裕がありそうな人向けのものが中心。

オーディオの音を良くする方法が色々と述べられているのだが、主観的な評価しか行っていないようなので (もしかしたらきちんとブラインドテストなどを行っているのかもしれないが、本文中からは読みとれない) 、どうしてもオカルトにしか見えない。

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2008-01-20 [長年日記]

_ []データはウソをつく―科学的な社会調査の方法, 谷岡一郎

データはウソをつく―科学的な社会調査の方法(谷岡 一郎)

いわゆるリサーチリテラシー本。

一般向けの本のため色々と端折っているところがあるので教科書的に使える本ではないが、世の中で行われている社会調査のいい加減さを知るには良い本。所々に挿入されるいしいひさいちのマンガもいい味を出している。おすすめ。

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2008-01-22 [長年日記]

_ []変な学術研究 2, エドゥアール・ロネ(著), 高野優(監訳), 柴田淑子(訳)

変な学術研究 2 (ハヤカワ文庫 NF 329)(エドゥアール・ロネ)

変な学術研究 1の続編。

今回は変な死に方にフォーカスしたものなので、ソースの多くが法科学や法医学の専門誌。テーマがテーマだけにさすがにちょっと気分が悪くなるところもあるが、エスプリのききすぎた文章にだいぶ救われている。

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2008-01-25 [長年日記]

_ [DVD][英語]フルハウス〈シックス・シーズン〉コレクターズ・ボックス

フルハウス<シックスシーズン>コレクターズ・ボックス

ようやくスティーヴも加わってメンバー勢揃い。相変わらず安定した面白さで文句を付けるところがない。

ミシェルかわいいよミシェル。

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2008-01-26 [長年日記]

_ []オンナの建前←→本音翻訳辞典, 日本女性言語学会(編)

オンナの建前?本音翻訳辞典

ネタ本としてはなかなか面白いが、辞典というほどのボリュームも深さもないのが少し残念。

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2008-01-27 [長年日記]

_ [生活][ユーザビリティ][net][PC]歯医者

お口の健康手帳

久しぶりに歯医者に行った。3年前に親不知を抜いて以来。

3年間の間に引っ越しているので、前回とは違う歯医者に行ってみる。前回と同様にネットで調べて評判が良さそうなところにした。現在のところで新規開業してから2年足らずの新しいところのせいか、院内のシステムに見所の多いところだった。

レントゲン写真は、撮影してすぐに各席のPCに配信されていた。クライアントはWindows XP。その手の専用ソフトを使用しているようで、PCの背面にはUSBのドングルが刺さっていた (患者の手の届くところにそういうものを置くのはどうかとは思ったが) 。

インフォームド・コンセントも進んでおり、患者毎に "お口の健康手帳" というものが発行され、歯や歯周の状態がビジュアルで確認できるのも嬉しい。

また、各席は番号ではなく色で区別されるなど (「そちらの緑色の扉へどうぞ」などと案内される) 、院内のインタフェースも細かい工夫が感じられる。

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2008-01-29 [長年日記]

_ []明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法, 佐藤尚之

明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045) (アスキー新書 45)(佐藤 尚之)

著者の佐藤尚之氏は、あのスラムダンクの1億冊突破感謝キャンペーンを担当された方。

消費者が広告を受け取ってすらくれない時代に、広告はどうあるべきか。"消費者をもっとよく見る" という当たり前のことがいかに重要であるかを思い知らされる。

また、ネット上ではテレビや新聞はもう過去のメディアであるかのような扱いをしている人も多いが、それらの昔ながらのメディアもまだまだ可能性を秘めていることを感じさせてくれる。おすすめ。

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2008-01-31 [長年日記]

_ [][]水はなんにも知らないよ, 左巻健男

水はなんにも知らないよ(左巻 健男)

タイトルからもわかる通り、あのベストセラー本に対する見事な批判本。さらに同書の批判にとどまらず、水にまつわる怪しいビジネスの数々を痛快に斬ってくれる。

また、水道水とミネラルウォーターの違いや、水のおいしさを決定する要因、浄水器の仕組みなど、水にまつわる話題が効率よく読めるのも嬉しい。おすすめ。

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