毎年、微妙にタイトルや出版社や著者が変わるスカウティングレポート。 今年はアスペクトから発売。
内容は例年通り。 一応、セイバーメトリクスの流行に合わせてOPSやWHIPなどの指標は載せられているが、もう一歩踏み込んだ分析が欲しい。 この手のデータ満載本は、日本では事実上このシリーズしかないのだから。
論理 (ロゴス) を使いこなすために必要なモデルの作り方を、多数の例を用いて説明している。 そのモデルの例は、マルクスのモデルに始まり、経済学のモデル、ケインズ・モデル、一神教モデル、丸山真男教授の日本政治モデル、平泉澄博士の国史モデルと幅広く、小室先生の博識ぶりにいつもながら圧倒させられる。 もちろん、小室先生の軽妙な語り口も健在。おすすめ。
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